琉球新報社 
県系２世でニューヨークを拠点にメーキャップ・アーティストとして活躍するジャニス金城さん（３３）。グラミー賞を９回受賞した女優で人気歌手のメアリー・ブライジさんの専属メーキャップ・アーティストを務めている。
そのほかことしに入り、女優のウゾ・アドゥバさんが、ゴールデン・グローブ賞でミニシリーズ・テレビムービー部門助演女優賞に選ばれた受賞式や、映画協会の最優秀女優賞に輝いた作品に出演した時のメーキャップも担当した。
昨年２月１１日にはブライジさんと一緒にホワイトハウスに招待を受け、オバマ大統領夫妻とフランスのオランド大統領との夕食会に出席した。
カリフォルニア州アナハイム・ヒルズ出身のジャニスさんは、大学卒業後にハリウッドで映画関係の仕事に従事したいと模索していたところ、２００７年ニューヨークで活躍しているメーキャップ・デザイナーに巡り合い彼の指導を受けた。それがニューヨークで仕事をする機会へとつながった。ジャニスさんは「当分ニューヨークにとどまり、活動の拠点にしたい」と、決意を語った。
（当銘貞夫通信員）
