【ニューヨーク共同】米アップルが円建て社債の発行に向け、投資家の募集を始めたことが1日、米証券取引委員会(SEC)の開示資料で分かった。日本の超低金利下で発行することにより資金調達コストを抑える狙いがある。
米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、アップルが円建て社債を発行するのは初めてで、2千億円規模の調達を計画している。株主還元策や日本事業拡大に資金を充てる可能性がある。
SEC資料によると、社債の償還期限は2020年で、利回りは未定。主幹事は米金融大手ゴールドマン・サックスと三菱UFJフィナンシャル・グループが務める。
(共同通信)