JA副会長の中家氏が立候補へ 全中、10年ぶり会長選


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 全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳章会長(69)の辞任に伴う次期会長選に、副会長の中家徹氏(65)=JA和歌山中央会会長=が立候補する方針を固めたことが3日、分かった。すでにJA三重中央会の奥野長衛会長(68)も出馬を表明しており、4日から立候補の受け付けが始まる会長選は、10年ぶりの選挙戦が確実となった。

 中家氏は3日、共同通信の取材に「万歳会長の辞任という事態の中、副会長という立場上、責任がある。近畿ブロックからの推薦も受けた」と話した。中家氏はJA全中副会長として万歳会長を支えてきた。
 次期会長は万歳氏の任期を引き継ぎ17年8月までとなる。
(共同通信)