米経済は「全体的に拡大」と判断 4~5月のFRB景況報告


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 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日発表した景況報告(ベージュブック)で、4月上旬から5月下旬の米経済は「全体として拡大した」との判断を示した。地域によるばらつきはあるものの、景気の拡大基調は続いていると評価した。

 全米12地区にある連邦準備銀行の報告をまとめた。6月16~17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、当面の金融政策を決める際の討議資料となる。
 リッチモンドやシカゴなど4地区の経済活動は「緩やか」に拡大。ニューヨークなど3地区は「緩慢な」成長を遂げたとされた。クリーブランドなど2地区でもわずかに伸びた。
(共同通信)