サミット経済効果は500億円超 観光活性化に地元期待


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 三重県志摩市で開催が決まった2016年の主要国首脳会議(サミット)の経済波及効果は、県内だけで約130億円に、全国では約510億円に上るとの試算を、地元の百五銀行(津市)グループのシンクタンクが6日までにまとめた。観光資源が豊富な地元では、効果を最大限に生かそうと早くも期待が高まっている。

 百五経済研究所は三重県のサミットの総予算を270億円程度と想定。08年に開催された北海道・洞爺湖サミットに比べて既存のまま活用できる施設が多く、会場の建設や整備の費用が抑えられるとみている。
(共同通信)