沖縄銀行、M&Aで評価 バンクオブザイヤー表彰


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 【東京】第3回バンクオブザイヤー表彰式(日本M&Aセンター主催)が5日、都内で開かれ、県内から沖縄銀行(玉城義昭頭取)がM&A(企業の合併・買収)への支援などで実績を上げた金融機関へ贈られる「アクティベーション賞」に選ばれた。

 同行は事業承継や企業再生などに対応するM&Aシニアエキスパートの有資格者が30人と全国の金融機関最多で、行内の啓発活動を強化している点が評価された。昨年度のM&A成約は10件だった。
 同行の伊計衛常務は「復帰後に創業した企業が2代目となる時期を迎えているが、後継者不足や業界再編などの課題がある。今後もレベルの高い人材を育て、事業承継、再生支援に取り組みたい」と述べた。