ハワイの高校生ら来沖 先祖の地で約2週間交流


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国際交流事業「高校生海外雄飛プロジェクト」に参加するハワイと沖縄の高校生ら。これから沖縄で2週間交流を深める=7日、那覇市久米の県青年会館

 県教育委員会主催の国際交流事業「高校生海外雄飛プロジェクト」に参加するため、ハワイ県系人の高校生ら15人が6日夜に来沖した。その歓迎会が7日、那覇市久米の県青年会館であった。来沖した参加者は2月にハワイを訪問した沖縄側の高校生を受け入れた県系人で、双方の生徒らは約3カ月ぶりの再会を抱き合って喜んだ。

ハワイの生徒らは沖縄側の高校生宅に約2週間ホームステイし、県内の高校にも通うなどして交流を深める。
 同プロジェクトは、前身のハワイ沖縄高校生交流事業から数えて25周年を迎えた。ハワイ沖縄連合会(HUOA)によると、双方の参加者は計千人を超える。
 祖父母が沖縄市出身で、ミリラニ高校のショーン・オオシロさん(16)は「沖縄で新しい友だちを作りたい」と期待を膨らませていた。
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