上原会長から聴取 自民、県当局追及へ OCVB人事


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 自民党県連は7日、沖縄観光コンベンションビューローの次期会長に、かりゆしグループ前最高経営責任者の平良朝敬氏が就任する見通しであることに疑問を呈している上原良幸会長から意見聴取した。

終了後記者会見した県連は、上原会長が「会長人事について県とビューローの事前協議が持たれていない」などと疑問視しているとして、事実関係を確認した上で県議会などで疑問点をただしていく考えを示した。
 県連会長の島尻安伊子参院議員は「(平良氏は)観光業の最前線を行く企業の元トップであり、選挙はじめ基地問題関連でも知事と行動を共にしており、政治的な観点で公平性、公益性が保てるのか」と疑問を呈した。具志孝助幹事長は「ビューローをはじめ複数の外郭団体で、露骨な論功行賞人事があるとの指摘もある」と述べた。