最低賃金水準改善へ協力要請 連合沖縄、県議会議長に


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喜納昌春議長(左)に最低賃金の改善への協力を求める大城紀夫会長=10日午前、県議会の議長応接室

 連合沖縄の大城紀夫会長らは10日午前、県議会に喜納昌春議長を訪ね、最低賃金水準の改善へ協力を要請した。全国でも最低水準となっている県の最低賃金(677円)の引き上げに向け、県議会として関係機関に積極的に働き掛けていくことなどを求めた。

 大城会長は「沖縄地方最低賃金審議会でもさらなる賃金の引き上げに向け取り組んでいく。県議会としても水準引き上げの後押しをお願いしたい」と要望した。喜納議長は「労働問題の解決は政治家の役目でもある。労働者が報われるようにするため、県議会としても頑張りたい」と述べ、支援する考えを示した。【琉球新報電子版】