「学びと仕事」の事例紹介 具志川商で出前フォーラム


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「どうつなげる?学びと仕事」をテーマに仕事について考えた出前フォーラム=10日、うるま市の具志川商業高校

 【うるま】「わったー未来」をテーマにしたうるま市グッジョブ連絡協議会による出前フォーラムが10日、具志川商業高校で開かれた。「どうつなげる? 学びと仕事」をテーマに、同校のビジネスマルチメディア科の生徒79人が、自らの専攻が将来の仕事にどう結び付くかを4氏の事例紹介を通して学んだ。

 フォーラムでは、同校卒業生2人を含むパネリストらのフリートークセッションなどを通して、高校で学んだことが今の仕事にどう反映されるかを考えた。
 ウェブ制作会社のプロトデータセンターに勤務する森山真光さんは「働くことは人生そのもので、人生を豊かに、楽しくするためのもの」と、仕事観を話した。
 専門学校インターナショナルデザインアカデミーのマンガ科2年、又吉玲菜さんは、「高校生活は、チャンスをつかみにいく姿勢を大事にして過ごして」とアドバイスした。
 将来に向けてのアドバイスで、沖縄観光コンベンションビューロー企画広報課長の平川美由紀さんは「好きなことは誰でも必ずある。選択肢を見つけるのは難しくない。好きなことを見つけて」と呼び掛けた。
 ウェブ制作会社HUVRID社長の赤嶺謙一郎さんは「やりたいことは自然と自分の中でできてくる。外に出ていろんな考え方、仕事を知ってほしい」と話した。
 在校生からは「将来の夢は今のところないが、好きなことを仕事にすることもありなのかな、と思った。考える機会になった」などの感想が寄せられた。