「食の大学院」設立構想 新クールジャパン戦略


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 政府の有識者会議は17日の会合で、日本文化の発信強化に向けた新たな「クールジャパン戦略」の報告書をまとめた。正しい日本食を伝える「食の大学院」や、日本のポップ音楽「Jポップ」業界の海外進出を支援する組織の設立構想が柱。2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、外国人がクール(かっこいい)と捉える日本の魅力を経済成長につなげる。

 クールジャパン戦略推進会議は山口俊一担当相、音楽業界や酒造会社の幹部ら官民メンバーで構成。
 「食の大学院」は海外でまがい物の日本食が増えている現状を踏まえ、正しい日本食の調理法や衛生管理の普及などを担う。
(共同通信)