百貨店売上高6.3%増 5月、夏物衣料が好調


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 日本百貨店協会が19日発表した5月の全国百貨店売上高は、消費増税による買い控えがあった前年同月と比べ、既存店ベースで6.3%増となり、2カ月連続のプラスとなった。夏物衣料の売れ行きが好調だったほか、外国人観光客の売り上げも大きく伸びた。

 地域別に見ると、東京、名古屋、大阪など主要10都市は平均8.2%増だった。10都市以外の地域も平均2.6%増と、北海道を除く全ての地域で前年同月を上回った。北海道は一部の地域で大型ショッピングセンターが出店したことが響いた。
 同協会は「10都市とそれ以外の地域の間で伸び率の差が縮小している」と指摘した。
(共同通信)