14年度税収、54兆円程度に 17年ぶり高水準


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 2014年度の国の一般会計税収が、補正予算編成時に見込んだ約51兆7千億円を2兆円超と大きく上回る54兆円程度に達したことが19日分かった。株式配当の増加などで所得税収が伸びたほか、企業の業績回復で法人税収が上振れしたためだ。

 約46兆9千億円だった13年度から7兆円程度増えたことになる。前年度を上回るのは5年連続。約53兆9千億円だった1997年度並みとなる17年ぶりの高水準。
 15年1月の補正予算編成時は、法人税収が10兆5130億円、所得税収が15兆8170億円、消費税収は15兆3390億円とそれぞれ見込んでいた。
(共同通信)