元大関貴ノ浪が死去 大相撲の音羽山親方


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死去した音羽山親方

 大相撲の元大関貴ノ浪で現役時代は幕内優勝2回を記録した音羽山親方(本名浪岡貞博=なみおか・ただひろ)が20日、急性心不全のため大阪市内のホテルで死去したことが日本相撲協会関係者の話で分かった。43歳だった。青森県三沢市出身。

 音羽山親方は1987年春場所に藤島部屋で初土俵を踏み、94年初場所後に大関昇進。196センチの長身を生かした豪快な投げ、つりを武器に大関には37場所在位した。
 2000年夏場所で負け越し、2度目の大関陥落となった後も土俵に上がり続け、平幕だった04年夏場所限りで現役引退。ことし2月からは日本相撲協会の審判委員に起用された。
(共同通信)