ラムサールの認定証を伝達 慶良間、面積拡張で


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環境省那覇自然環境事務所の植田明浩所長(右)から認定証を受け取る県環境部の當間秀史部長=22日、県庁

 国際的に重要な湿地保護を目指すラムサール条約の「慶良間諸島海域」の登録区域が拡大され、県は22日、環境省那覇自然環境事務所(植田明浩所長)から登録認定証を受けた。渡嘉敷村と座間味村には19日に植田所長から証書が手渡された。

 県庁で植田所長から証書を受け取った當間秀史環境部長は「国際的に沖縄の海が認知され、環境保全とともに観光に大きな貢献となり発展が期待される。慶良間の美しい自然を守っていきたい」と話した。植田所長は「昨年の慶良間諸島の国立公園指定は意義の深いものだ。ラムサール湿地は大変価値がある」と語った。