KOI集団、日本初進出 台湾大手飲料チェーン


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KOI集団が県内で出店する「國際通店」のイメージ図(同社提供)

 台湾大手ドリンクスタンドチェーン店「五十嵐」や「KOI Cafe」などを経営するKOI集団(台中市、馬雅芬(ばがふん)社長)は7月末にも那覇市の国際通りに初出店する。

同社の日本進出は初めて。タピオカミルクティーやお茶など16種類以上のドリンクを販売する予定。
 2月に現地法人「コイコーヒー日本」(那覇市)を設立した。2016年までに5店舗程度の直営店を展開し、17年以降、本土進出を検討するという。
 KOI社は06年に創業され、07年に初めて東南アジアへ出店した。5月時点で、シンガポール(32店)や中国(26店)、マカオ(5店)、インドネシア(4店)、カンボジア(4店)など7カ国・地域で75店舗の「KOI Cafe]を直営している。そのほか、台湾で530店舗を展開しているチェーン店「五十嵐」の中部地域の店舗(128店)も経営している。
 沖縄進出について同社は「入域観光客数700万人以上を突破する沖縄のマーケットを通して、『KOI』を日本全国へ広めていきたい」と説明し、その上で「日本の皆さんにも台湾の豊かなドリンク文化に触れてほしい」と述べた。
(呉俐君)