株主総会がピーク、上場企業4割 説明責任、一層厳しく


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 企業の株主総会が26日、ピークを迎え、主要企業の総会開催が相次いだ。今月から上場企業に株主との対話を求める「企業統治原則」が導入されたことを受け、総会では経営の透明性の向上や、株主への利益還元の強化が焦点になる。業績の悪化した企業には株主からの追及の声も予想され、経営トップの説明責任が、一段と厳しく問われそうだ。

 東京証券取引所の集計によると、3月期決算の上場企業計2363社のうち、41・3%に当たる977社の総会が26日に集中した。
 企業統治原則では、外部の視点による経営監視を強化するため、社外取締役を2人以上選任することなどを上場企業に求めている。
(共同通信)