県選出の野党国会議員でつくるうりずんの会(会長・照屋寛徳衆院議員)は27日、安倍晋三首相に近い自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」に講師として招かれた作家の百田尚樹氏や出席議員から、県内2紙はじめ報道機関に圧力をかける発言をした問題で、抗議声明を発表した。
抗議声明は「民主主義社会にあってマスメディアが権力に批判的なスタンスであることはむしろ健全だ。報道機関を名指しして『つぶす』などと述べるのは憲法21条の報道・表現の自由に反し、断じて看過できない」とした。
声明は文化芸術懇話会に出席した議員や百田氏に送付する予定。【琉球新報電子版】