タイガーエア、那覇-台湾・桃園を初就航


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
タイガーエア台湾の初便で来沖する台湾の観光客ら=29日、那覇空港国際線旅客ターミナルビル

 台湾の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾(桃園市、関栩CEO=最高経営責任者)は29日、那覇―台湾・桃園(とうえん)を初就航させた。桃園出発那覇行きはほぼ満席だった。同路線は週3往復(月・木・日)運航するが、関CEOは「那覇空港のハンドリング(地上業務)が整えば、1日1往復で運航したい」と運航拡大に意欲を示した。平均搭乗率は80%以上を目指す。

 家族4人で初めて沖縄を訪れた陳淑恵(ちん・しゅく・けい)(43)さんは「もともと家族とタイへ行く予定だったが、タイガーエア台湾の安い運賃に引かれて目的地を変更した。沖縄の海を満喫したい」と笑顔を見せた。【琉球新報電子版】