ギリシャ支援、失効へ EU、妥協の道筋見えず 


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 【ブリュッセル共同】財政危機に陥ったギリシャに対する欧州連合(EU)の支援は30日、最終日を迎えた。ギリシャとEUはそれぞれ「対話の用意はある」としながらも、妥協の道筋は見えない。支援は欧州中央時間の7月1日午前0時(日本時間同午前7時)に失効する。

 ギリシャは、EUと協調融資してきた国際通貨基金(IMF)に対し、30日中に16億ユーロ(約2200億円)を返済しなければならないが、資金調達は困難な情勢だ。デフォルト(債務不履行)に陥るのか予断を許さない状況が続いている。
(共同通信)