「うるう秒」を7月1日に挿入 システム障害を警戒


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 標準時と地球の自転速度とのずれを調整する「うるう秒」が7月1日、世界同時に挿入される。日本の標準時を管理している独立行政法人情報通信研究機構が、午前8時59分59秒と午前9時0分0秒の間に8時59分60秒を入れる。企業は電子機器やシステムに障害が出ることを警戒し、対策を進めている。

 うるう秒の調整は1972年に実施されて以来、26回目。前回は12年7月1日の日曜日だった。平日のうるう秒挿入は18年ぶりで、始業時間とも重なるため、特に障害が起こる可能性が指摘されている。
(共同通信)