ギリシャ支援延長せず EU、協議は継続


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 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)ユーロ圏の財務相らは6月30日夜(日本時間7月1日未明)、財政危機に陥っているギリシャからの新たな支援要請を受け、臨時の電話会合を行ったが、現行の支援の延長は認めず終了した。支援は欧州中央時間の1日午前0時(日本時間午前7時)に失効。ギリシャは資金調達の手段を失うことになる。

 ギリシャは、EUと協調融資してきた国際通貨基金(IMF)に対し、6月30日中に約16億ユーロ(約2200億円)を返済しなければならないが、バルファキス財務相は同日、支払えないと述べた。
(共同通信)