TPP7月大筋合意へ意欲 米通商代表、経団連と会談


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米通商代表部のフロマン代表(左)と握手する経団連の榊原定征会長=6月30日、ワシントン(共同)

 【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)のフロマン代表は6月30日、訪米中の経団連の榊原定征会長と会談し、環太平洋連携協定(TPP)について7月の大筋合意に意欲を示した。会談で榊原会長が「TPPが7月末に大筋合意し、一日も早く成立することを期待する」と早期妥結に期待を示したのに対し、フロマン代表は「自分もそう思っている」と応じた。閣僚会合の開催時期への言及はなかった。経団連幹部が明らかにした。

 TPP交渉は、29日にオバマ米大統領が交渉妥結に不可欠な「貿易促進権限(TPA)法案」に署名。TPA法が成立し、日米事務レベル協議が再開される見通しだ。
(共同通信)