沖縄の「結」 舞台で表現 歴史絵巻を創作芸能に


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各分野の芸能を融合させながら琉球・沖縄の歴史を表現した出演者ら=6月21日、宜野座村文化センターがらまんホール

 【宜野座】琉球・沖縄が歩んだ歴史を、歌、ダンス、エイサー、獅子舞、太鼓などで総合的に表現する創作芸能「伝創芸欄(でんそうげいらん) 結」(総合演出・島袋拓也)が6月20、21の両日、宜野座村文化センターがらまんホールで行われた。

 宜野座村内外の幼稚園児~20代を中心に総勢約120人が、琉球の栄えた時代や薩摩侵攻、戦後の人々の支え合いなどを表現した。
 創作エイサーLUCK、みふれん継翔会、打族―DAZOKU―、ダンススタジオFIES、惣慶ミジタヤー太鼓、松田夢宝太鼓、金武町中川区青年会などの各団体が出演した。
 子どもたちがキジムナーに扮(ふん)して愉快に踊る中、獅子舞が派手に動き回るなど、随所に伝統と現代の要素を融合させて、情感あふれる舞台をつくり上げた。