【中国時報】9人に1人が外国人母 昨年の新生児は9137人


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 台南県が先ごろ発表した「婚姻と外国人配偶者に関する分析」によると、昨年同県で誕生した新生児は9137人。そのうち、母親が中国を含む海外出身者の子女は全体の11・48%で、8・7人に1人が外国人を母親に持つ“新台湾之子”であることが分かった。
 海外出身の母親のうち、419人が中国および香港・マカオの出身者。333人がそれ以外の外国人だった。全国規模では、昨年1年間に1万4406人が中国および香港・マカオ出身の女性と結婚。一昨年比で213人減だった。それ以外の海外出身者と結婚した男性は9524人で、4284人の減少だった。
 同県の東山郷などの山村では約4年前、海外出身者と結婚する男性の比率が3割以上となり話題になったが、現在は金門島などの離島の比率が高くなる傾向にあり、金門県では現在37・42%に達している。