県教育委員会は3日の県議会文教厚生委員会で、改築工事中の首里高校(那覇市)で発見された琉球王国時代の中城御殿(うどぅん)跡を現地保存する方向で検討していることを明らかにした。
遺構を埋め戻し、地盤をかさ上げする方向で那覇市と調整している。従来は記録・調査した上で遺構は撤去するとしていたが、保存を求める陳情が相次ぎ方針を変更した。
工事再開時期は「来年度にずれ込む可能性もある」(施設課)としており、新校舎の利用開始が当初予定の2020年から遅れることもあるという。
県教育委員会は3日の県議会文教厚生委員会で、改築工事中の首里高校(那覇市)で発見された琉球王国時代の中城御殿(うどぅん)跡を現地保存する方向で検討していることを明らかにした。
遺構を埋め戻し、地盤をかさ上げする方向で那覇市と調整している。従来は記録・調査した上で遺構は撤去するとしていたが、保存を求める陳情が相次ぎ方針を変更した。
工事再開時期は「来年度にずれ込む可能性もある」(施設課)としており、新校舎の利用開始が当初予定の2020年から遅れることもあるという。