東証、ギリシャ反対多数で急落 一時300円超下げ


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 週明け6日午前の東京株式市場は、ギリシャの財政再建策を問う国民投票で反対が多数となり、世界経済の先行き不透明感が一段と強まったことから、日経平均株価(225種)は急落し、下げ幅は一時、前週末終値比300円を超えた。ユーロは円に対し売られ一時、2円超安い1ユーロ=133円台まで下落した。

 欧州連合(EU)などとの金融支援再開をめぐる交渉は難航が予想される。ギリシャがユーロ圏から離脱を迫られる事態が現実味を帯び、欧州経済の悪化への警戒感が膨らんだ。
 午前終値は前週末終値比324円63銭安の2万0215円16銭。
(共同通信)