琉球新報社 日米両政府が環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉の２国間協議で、甘利明ＴＰＰ担当相とフロマン米通商代表による閣僚折衝を今月末に米ハワイ州マウイ島で実施する方向で調整していることが８日、分かった。２８日から現地で開かれるＴＰＰ交渉参加１２カ国の閣僚による全体会合と並行し、両国間の関税問題の決着を目指す。
これに先立ち９日から東京で日米事務レベル協議を再開する。妥協できる選択肢を絞り込み、閣僚同士の決断に委ねる方針だ。全体の閣僚会合での大筋合意に向け、参加国で最も経済規模が大きな日米の協議は大詰めを迎える。
（共同通信）
