東証、一時600円超安 中国のバブル崩壊懸念で


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 9日午前の東京株式市場は、中国株式のバブル相場がはじけて混乱が海外へ波及するとの警戒感から大きく売り込まれ、ほぼ全面安の展開となった。日経平均株価(225種)は大幅続落して下げ幅は一時600円を超え、約3カ月ぶりの安値をつけた。

 午前9時15分現在は前日終値比418円03銭安の1万9319円61銭。東証株価指数(TOPIX)は40・04ポイント安の1542・44。
 中国の株価に下げ止まりの兆しが見えず、同国の消費の低迷や景気の腰折れが日本企業の業績下振れにつながるとの懸念が広がった。
(共同通信)