ギリシャが再建策提出 税制、年金改革が柱


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 【ブリュッセル共同】ギリシャは9日夜(日本時間10日未明)、欧州連合(EU)による金融支援再開の前提となる財政再建策をEU側に提出した。税制や年金改革を柱とし、改革を求めていたEU側に歩み寄る姿勢を見せた。欧州委員会と国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の3機関が、内容が十分かどうか精査する。

 7日のユーロ圏首脳会議は10日午前0時までの提出を要求。ギリシャは期限を守った。
 再建策は現行の年金制度が「持続不可能」と認め、年金支出の削減を盛り込んだほか、レストランなどの付加価値税を一部離島を除き、現在の13%から23%に引き上げるとした。
(共同通信)