EU、ギリシャへ11兆円融資案 首脳、最終期限迎え調整続く


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 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は12日、ユーロ圏首脳会議をブリュッセルで開き、ギリシャが求めた新たな金融支援の可否をめぐる協議を続行した。これに先立って開かれたユーロ圏財務相会合は支援の案をまとめ、首脳はこれを基に議論。案によると、支援融資の規模は3年間で最大860億ユーロ(約11兆7千億円)と推計されている。首脳は対立の残る債務削減の取り扱いも協議。財政破綻の瀬戸際にある同国の支援問題は最終期限を迎え、ぎりぎりの調整が続いた。

 首脳会議は13日未明時点(日本時間同日朝)でも継続している。
(共同通信)