【アメリカ】「日系社会に貢献したい」 県系2世・マッシュバーンさん


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奉仕活動に余念がないドミニーク・マッシュバーンさん=6月29日、カリフォルニア州アーバインのオーククリークGC

 カリフォルニア州のオレンジ郡日系協会(藤田君子会長)は6月29日、恒例の「ファンドレイジング・ゴルフ大会」をアーバインのオーククリークゴルフクラブで催した。2世ウイーク・ボランティアの一人として県系2世のドミニーク・マッシュバーンさん(23)の姿があった。

 マッシュバーンさんはUCLAの地球・環境学部の学生で、来年から博士課程で研究に取り組む予定。「ことし8月で2世ウイークプリンセスとしての役目は終了するが、その後も南カリフォルニア日系社会に貢献したい。これまでの経験から多くを学んだが、これからも相互互助の精神を発揮して、次世代に継承できるよう努力を怠らないつもり」と抱負を語った。
 2世ウイーク女王の県系4世のトリー西中レオンさん(25)も同ゴルフ大会に出場し、グロス73の好スコアを出した。女子の最高位、女子のロンゲスト・ドライブ、40人参加のスキン・ゲームでグロス69を出した南加日商の青木義男会頭と並んで200ドルずつ獲得し、ほかのプレーヤーの注目を集めたが、2人とも上位入賞はならなかった。
 ゴルフ大会の収益は「9月から大学生になる将来有望なフレッシュマンに対する奨学金」と、当協会の数々のサービスの継続と充実を図り、より良い日系・アメリカ地域社会の発展のために利用されている。
(当銘貞夫通信員)