神のバトン賞 仲山君ら4人受賞決定


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 沖縄県内の小中高校生を対象に詩の作品を顕彰する第13回神のバトン賞(主催・琉球新報社)の選考会がこのほど、那覇市天久の琉球新報社で開かれ、受賞作が決まった。高校生の部は仲山忠扶(ただもと)君(八重山商工高3年)「風」、中学生の部は屋比久悠志君(石田中3年)「波と時」、小学校高学年の部は知念杏香さん(とよみ小5年)「ブランコ」、同低学年の部は大城日華さん(玉城小3年)「テニスボールが鳥のよう」が選ばれた。

 今回の応募作品は615編。内訳は高校生の部197編、中学生の部259編、小学校高学年の部97編、同低学年の部62編だった。選考委員は山之口貘賞受賞者の松原敏夫さん、市原千佳子さん。表彰式は21日午後2時から、那覇市天久の琉球新報社2階ホールで開かれる。神のバトン賞受賞者、佳作入賞者の朗読もある。
 佳作は次の通り。
 【高校】富田愛永(豊見城高3年)「愚者の祈り」、新垣昌治(西崎特別支援学校高等部3年)「栄光のかき氷メロン味」
 【中学】山川実玖(石田中2年)「願いの木」、野島成(琉大付属中3年)「生命」
 【小学校高学年】知念翔也(玉城小4年)「うきわ」、照屋友梨(同)「時間」
 【小学校低学年】南孝之輔(平真小2年)「時間」、宮里菜々(玉城小3年)「いちごとジャム」

仲山 忠扶君
屋比久 悠志君
知念 杏香さん
大城 日華さん