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沖縄県と米ハワイ州の姉妹都市締結30年を記念した関連行事に参加するため、ハワイを訪れていた翁長雄志知事は14日夜、帰沖した。ホノルル空港を出発する前に記者団の取材に応じた翁長知事は「考えた以上に成果があった」と同州とのクリーンエネルギー協力に関する覚書の更新やハワイ大と県立芸術大、沖縄科学技術大学院大の学術交流などの意義を強調した。
観光分野に関し「アジアからハワイへ、米本国から沖縄へ来るように、懸け橋のような連携プレーができたら大変良い」と互いの観光誘客で協力した取り組みを進めたい考えを示した。
ハワイ語を復興させた同州の例を通し「しまくとぅばの復興も十二分に取り組める。5年後、10年後には大きな成果が出るのではないか」と指摘した。その上で「沖縄の言葉の表記方法(の体系化)に関し早めに取り組む。那覇市のハイサイ、ハイタイ運動のように県、41市町村で連携しながら全力投球でやりたい」などと意欲を見せた。