観光収入、過去最高5341億円 県内14年度


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 県が16日に発表した2014年度観光収入は前年度比19.3%増の5341億7200万円となった。2年連続で過去最高を更新し、初めて5千億円を突破した。

 観光客1人当たり県内消費額は9.5%増の7万4502円で、06年度からの年度統計以降過去最高となった。消費額の3割を占める「宿泊費」が21.6%増の2万2317円となり、沖縄を訪れる外国人客の大幅増などが全体を押し上げた。
 国内客の1人当たり県内消費額は7.9%増の7万2613円で、外国人客は15.0%増の8万6348円だった。1人当たり県内消費額の内訳を見ると、「県内交通費」が9.8%増の1万897円、「土産・買物費」が1.9%増の1万6378円、「飲食費」が7.7%増の1万6830円、「娯楽・入場費」が0.7%減の6604円だった。平均滞在日数は0.02日増の3.84日となった。