MICE整備を促進 知事と経済団体が一致


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 県内12経済団体で構成する県経済団体会議(国場幸一議長)と翁長雄志知事の意見交換会が16日朝、那覇市内で開かれた。大型MICE(企業の報奨旅行や国際会議など)の整備促進、鉄軌道の導入をめぐって意見を交わした。

県工業連合会、県商工会連合会、県漁業連合会、沖縄観光コンベンションビューローで会長が交代し、経済界の新体制での顔合わせとなった。
 与那原町と西原町にまたがるマリンタウン地区に建設が決まったMICE施設については、本島東海岸の振興とともに国際会議や国際見本市誘致に必要なホテル、道路の周辺整備を急ぐことで一致。東海岸に大型クルーズ船が寄港できる港湾環境の必要性についても経済界から要望があった。
 鉄軌道については翁長知事が県と国での検討状況を説明。翁長知事は導入に向けては経済界を含めた県民の機運の高まりが重要になるとの見解を示し、需要や採算性で意見を交わした。