IT製品の関税撤廃拡大へ WTO会合、2百品目追加 


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 【ジュネーブ共同】IT製品などの関税撤廃に関する世界貿易機関(WTO)の取り決め「情報技術協定(ITA)」の交渉会合が18日、ジュネーブで開かれ、医療機器など約200品目を新たに対象に追加することで暫定合意した。24日の会合で品目を確定させる方針。日本企業が得意とする分野で、輸出増加に期待が高まりそうだ。

 交渉筋によると、18日の会合では新たな対象品目のリスト案が提示された。各国・地域は24日までに国内調整を済ませ、年末までの最終合意を目指す。
 WTOのアゼベド事務局長はツイッターで「(24日の品目確定に)成功できると楽観視している」と述べた。
(共同通信)