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6月20日午後、在亜沖縄県人連合会主催の恒例の食べ放題すき焼き会が同連合会の会館ホールで開かれ、400人が参加した。そのうち、非日系のアルゼンチン人も少なくともその半数ぐらいは占めていたように見受けられた。
日系人も非日系人も交えて、4、5人ずつで鍋を囲みながら楽しい雰囲気で盛り上がった。この日はまたアルゼンチンの祝日(国旗制定の日)でもあり、真冬の寒さの夜に温かいすき焼きで暖を取った。
いつものように卓上コンロには、生のままの白菜にネギ、春菊、豆腐、麺、牛肉、卵、それに味付きだしスープとご飯が用意された。年長者はアルゼンチンの赤ワインも楽しんだ。
日本大使館側から佐野豪俊・在アルゼンチン公使と吉村一之領事のほか、笠原樹也文化センター所長や、国際協力機構(JICA)の武田浩幸アルゼンチン事務所長も参加した。
このすき焼き会は2005年から沖県連の年間行事の一つとなっており、味については日本のものとあまり変わらないといってもよい。参加者からは「これからも、この日本の味のすき焼きを維持してほしい」との声も上がった。食べ終わるころにはカラオケの余興もあり、場は盛り上がった。(大城リカルド通信員)