シンガポールと友情、絆強固に 知事ら県事務所開所祝う


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シンガポール事務所開所記念レセプションで鏡開きをする(左から)在シンガポール日本国大使館の竹内春久大使、翁長雄志知事、チャンギ空港グループのウォン・ウーンリョン上級アドバイザー、シンガポール国際企業庁のチュア・ティアック・ヒム副長官=24日、シンガポール

 【シンガポール=阪口彩子】翁長雄志知事らシンガポール訪問団一行は24日、シンガポールの政府関係者や観光関係者らを招き、県産業振興公社シンガポール事務所開所記念レセプションをシンガポールのシャングリラテルで開いた。約200人が参加し、、シンガポール事務所の開所を祝った。

 台北、香港、上海、北京、ワシントンに次ぐ6拠点目の海外事務所となる。式典で翁長知事は「沖縄は観光や貨物ハブを活用した東南アジア各国との協力を進めている。シンガポールと沖縄の友情と絆がより強くなるようにしていきたい」と今後の関係強化を期待した。
 ことし4月に設置されたシンガポール事務所(玉城勝也所長)は、物流や観光の世界のハブとして機能するための支援拠点となる。
 レセプションでは、来賓祝辞にチャンギ空港グループのウォン・ウーンリョン上級アドバイザー、在シンガポール日本国大使館の竹内春久大使、シンガポール国際企業庁のチュア・ティアック・ヒム副長官が登壇した。ウォン上級アドバイザーは「事務所の開設により沖縄とシンガポールの関係が一層力強く進んでいく」とあいさつした。