米車、ハッカー攻撃で外部操作も 140万台リコール


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 【ニューヨーク共同】米自動車大手「FCA US」(旧クライスラー)は24日、「ジープ」ブランドのスポーツタイプ多目的車「チェロキー」など一部車種の計約140万台を米国でリコール(無料の回収・修理)すると発表した。音響映像システムのインターネット接続機能を通したハッカー攻撃でエンジンなどの運転に関わる機能が外部から操作される恐れがあるとしている。

 ハッカー攻撃を防ぐためソフトウエアを更新する。IT関連の専門雑誌「ワイアード」が著名ハッカーによる実験結果として、離れた場所からパソコン操作で走行中の2014年型ジープ・チェロキーを「乗っ取る」様子を報じていた。
(共同通信)