人民元、主要通貨入りも IMF、理事会で議論開始


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 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は29日の理事会で、中国の通貨である人民元をドルや円などと並ぶ主要通貨と位置付け「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に採用するかどうか議論を始める。複数の関係者が25日、明らかにした。年内に結論を出す。

 米国に次ぐ世界2位の経済大国になった中国が採用を強く求めていることを踏まえた。採用されれば、通貨としての信用力が高まり人民元建ての国際取引が増え、金融市場での中国の存在感が一段と高まるのは確実だ。
(共同通信)