やんばる産の島野菜が人気　新宿・伊勢丹で「沖縄展」

　【東京】東京・新宿の伊勢丹で「第２１回めんそ～れ～沖縄展」が２２日に始まり、ゴーヤーやパパイア、ハンダマ、オクラなどやんばる産の島野菜が人気を集めた。２７日まで。ヤチムンや泡盛なども求めて多くの来場者が並んだ。

　島野菜を販売したのは本島北部の農家や飲食店などでつくる「やんばる畑人プロジェクト」。同プロジェクトが仕掛ける県産スパイスをブレンドした「やんばるスパイス」、やんばる産の島野菜を漬けた「やんばるピクルス」も好評だった。
　同プロジェクトの芳野幸雄運営委員長は「輸送費などを考えると赤字。それでもやんばるを味わってもらって、沖縄に来てもらえたらいい」と期待した。
　沖縄展ではサーターアンダギーやかりゆしウエア、パイナップルなど特産品の加工品販売もあり、多くの来場者が買い求めていた。