上海株、8%超安 8年5カ月ぶりの下落率


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 【上海共同】週明け27日の上海株式市場は、代表的な指数である総合指数の終値が前週末比8・48%安の3725・56に急落した。下落率は2007年2月27日以来、8年5カ月ぶりの大きさ。

 減速感を強める中国経済の影響が世界に及ぶのではないかとの懸念が投資家に拡大。東京株式市場の日経平均株価(225種)が前週末比で194円43銭安となるなど、アジアの主要市場は全面安の展開となった。
 中国の株価下落は実体経済にも悪影響を及ぼし、一段と同国の景気を冷やす恐れがある。中国当局はさらなる株価下支え策の検討を迫られそうだ。
(共同通信)