東証、一時250円超下落 中国経済の鈍化懸念


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 28日午前の東京株式市場は、中国経済の鈍化を懸念する売り注文が膨らみ、日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時250円を超え、取引時間中として約2週間ぶりの安値をつけた。

 午前終値は前日終値比191円47銭安の2万0158円63銭。東証株価指数(TOPIX)は18・66ポイント安の1619・24。
 前日の上海株式市場では、代表的な指数である総合指数の終値が前週末比で8%以上も下落した。中国経済の先行き不透明感を背景に、前日は欧米の主要な株価指数が軒並みマイナスになっており、東京市場も取引開始直後から幅広い業種の銘柄で売り注文が先行した。
(共同通信)