サムスン電子が減収減益 4~6月期、スマホの不振続く


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 【ソウル共同】韓国のサムスン電子が30日発表した2015年4~6月期の連結決算(確定値)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比4%減の6兆9千億ウォン(約7400億円)、売上高は7・3%減の48兆5400億ウォンだった。主力のスマートフォン事業の不振が依然続いている。

 スマホを柱とするIT・移動通信部門の営業利益は38%減の2兆7600億ウォン。4月発売の新型スマホ「ギャラクシーS6」の販売が期待に反して伸び悩んだのが原因とみられている。
 全体の営業利益、売上高とも前期比では改善。半導体部門は堅調を維持した。
(共同通信)