総合事務局長に久保田治氏


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 政府は31日、前日付で退任した河合正保前沖縄総合事務局長(57)の後任に久保田治内閣府大臣官房審議官(53)を起用する人事を発令した。

 久保田氏は静岡県出身、慶応義塾大法学部卒、1984年総理府入り。沖縄総合事務局総務部長、沖縄科学技術大学院大学学園監事、企業年金連合会審議役などを歴任。2014年7月から現職。

尾澤次長が離任
 31日付で内閣府大臣官房審議官(原子力防災担当)に就く沖縄総合事務局の尾澤卓思次長=写真=が30日、離任あいさつで琉球新報社を訪れた。
 尾澤氏は2013年12月に就任してから1年8カ月、首里城やビーチ整備など観光振興のためのインフラ整備などに取り組んだ。
 沖縄での勤務を振り返り「インフラは交通だけではなく、沖縄が力を入れている観光に広く関わるものだ。県民にとって住み良い社会が観光客にとっても居心地の良い社会だということを知ってほしい」と述べ、今後の沖縄の発展に期待を寄せた。

◆沖縄総合事務局(31日)
▽沖縄総合事務局長(内閣府大臣官房審議官=大臣官房担当および男女共同参画局担当=併男女共同参画局仕事と生活の調和推進室次長併内閣官房副長官補付併復興長統括官付)久保田治
▽内閣府大臣官房審議官(原子力防災担当)併内閣府本府廃炉・汚染水対策担当室次長併経済産業省原子力災害対策本部廃炉・汚染水対策チーム事務局長補佐併経済産業省資源エネルギー庁付(沖縄総合事務局次長)尾澤卓思
▽沖縄総合事務局次長(内閣府政策統括官=防災担当=付参事官=地方・訓練担当)柳橋則夫

久保田 治氏
尾澤 卓思次長