【ニューヨーク共同】インターネット交流サイト最大手の米フェイスブックは30日、インターネットが普及していない地域に飛ばし、地上にネット環境を提供するための巨大ドローン(無人機)を完成させたと発表した。
年内に試験飛行する予定だが実用化の時期は明らかにしていない。フェイスブックはアフリカなどでネット環境の拡大に力を入れており、ドローン開発もその一環となる。ブーメランのような形状で、米メディアによると幅は約42メートル。
フェイスブックはこのドローンを、民間機を上回る高度約1万8千~2万7千メートルで旋回させる計画。太陽光を動力源に90日連続で飛行させる。
(共同通信)