TPP、新薬保護で攻防続く 合意へ予断許さず


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 【ラハイナ(米ハワイ州)共同】米ハワイ州で開かれている環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は30日、3日目に入った。全体会合では、最大の焦点となっている新薬データの保護期間をめぐる知的財産分野で、対立する米国とオーストラリアなどを中心に妥協点を探る厳しい攻防が続く。

 31日の最終日までに交渉全体での大筋合意に持ち込めるか、予断を許さない。
 日本政府筋によると、甘利明TPP担当相は全体会合を除き、30日は2国間などの交渉日程をあらかじめ組んでいないという。
(共同通信)