フリースクール通学4千人超 文科省初調査、56%出席扱いに


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 フリースクールなど民間教育団体・施設に通っている義務教育段階の子どもは、3月時点で4196人いることが5日、文部科学省の初の実態調査で分かった。これらの施設は学校教育法が定める「学校」ではないが、文科省は民間施設への通学を、校長判断で出席扱いできるとの通知を出しており、56%の2341人が本来在籍する学校で出席扱いとなっていた。

 多くは不登校の子どもとみられ、内訳は小学生1833人(うち出席扱い969人)、中学生2363人(同1372人)。出席扱いにならなくても、校長の判断で卒業する子どももいる。
(共同通信)