環太平洋連携協定(TPP)交渉で政府は6日、月内の閣僚会合開催を断念する方針を固めた。新薬のデータ保護期間や乳製品の市場開放をめぐる各国の利害対立を月内に乗り越えるのは困難だと判断した。複数の交渉関係者が明らかにした。
9月の開催を目指し、引き続き関係国と調整を図るが、実現するか不透明だ。米国などでは交渉担当官らが夏休みに入り、交渉は事実上中断するとみられている。カナダは10月に総選挙を控えて譲歩の余地が限られるとの見方もあり、年内の署名に向けた日程は一段と厳しくなる。
(共同通信)
環太平洋連携協定(TPP)交渉で政府は6日、月内の閣僚会合開催を断念する方針を固めた。新薬のデータ保護期間や乳製品の市場開放をめぐる各国の利害対立を月内に乗り越えるのは困難だと判断した。複数の交渉関係者が明らかにした。
9月の開催を目指し、引き続き関係国と調整を図るが、実現するか不透明だ。米国などでは交渉担当官らが夏休みに入り、交渉は事実上中断するとみられている。カナダは10月に総選挙を控えて譲歩の余地が限られるとの見方もあり、年内の署名に向けた日程は一段と厳しくなる。
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